新垣

罪人の記

新垣と不快な話

ホットケーキとミルクティーを腹に詰め込み、風呂に入ったのは良かったものの、私は暇になった。願っていてもそうでなくても暇になった。私は散歩をした。

 

やがてそれにも飽きたのか、私は図書館に寄った。フランス革命の資料と人間失格を読んだのだが、2冊とも、読み終わることはなかった。

 

理由は2つほどある。

 

図書館の利用時間が迫っていて、追い出されたからだ。

もう1つは、本を読もうとしても、ページをめくり、一文を読む度に心の底から落ち着きがなくなり、どうも集中できずまともに読めなくなったからだ。仕方なく、落ち着くまで私は空を見たが、定期的にその症状が出てくるばかりで、ついには、最後までそれが治ることはなかった。

 

本を読んでいる途中、館内に「カノン」が流れてきた。後から知ったのだが、これは館内放送で、利用時間が終わりを告げる為に流したものだった。この時私は、とても不快な気分になり、溜息を吐いた。この時4時48分。館内から退出願おうか、との「お願い」を私は応えて、館からでた。

 

その時から続いた不快な気分を、私は帰る時も、引きずらなければならなかった。今現在も、その不快な気分は健在だ。

 

この頃、私は不快になり過ぎている。とても鋭く、敏感になっているのは分かっているが、どう対応すれば良いのかは、今現在、私には分からない状態である。